僕自身、参考書だけしか使わず学校の授業を聴かないタイプではなかったのですが、当時使っていたものや、塾講師をするにおいて、この参考書はいいと思ったものを各教科であげておきます。

【現代文】
・現代文キーワード読解(Z会)
この参考書は3年の春に寝る前に数ページのペースで読んでいました。
この本を使った目的は、
1.現代文で頻出のテーマを知ること
2.筆者のイイタイコトをつかむ練習(きめる!センター現代文を意識しながら)
の二つでした。
この本を読めば、たいての現代文の問題で何のお話かが掴みやすくなりため、現代文への慣れが作れます。

・きめる!センター国語 現代文(学研)
この本も高校三年生の春から使い始めました。受験までに4周しました。
センターはこの参考書と過去問演習だけでいいと思います。この本の良いところは、評論はもちろん、小説の解法がしっかりしているところです。なかなか他の参考書にはないんじゃないかな?
この参考書は考え方・解法が定着するまで何回も繰り返し解くこと。
演習編もオススメです。
最近のセンターは難化してはいますが、これを極めれば満点も不可能ではないです。

・センター過去問
こればっかりはたくさん解いて、たくさん考えましょう。
センター現代文は、何よりなぜその解答になるのか?を考えることが特に大切です。
問題を解き終えた後は、解説を読む前に、まず採点を行い、間違えた問題は、「なぜ解答は○番が答えなのか?」を、自分なりに理由を必ずつけてから解答を読むようにしましょう。
特に、きめる!センター現代文を使っている人は必ずその思考プロセスで考えることが大切です。
センター試験の国語の問題は、何回解いても意味があります。それは、解答に至る思考プロセスが正しいかどうか何回でもチェックできるからです。なぜそのような回答になるのか?を自分なりにまとめておくことをオススメします。
これをするだけで間違いなく10~20点は伸びます。

センター現代文の漢字は、とにかく間違えをストックしていくことが大切です。
参考書や問題集はなんでも構わないと思います。

・センター模試集
基本的にはあまりいりません(現代文の話)。センター現代文は本試追試のみでしか実際感覚はつかめないです。ただし、勉強にはなるので、もし買うなら河合の全統マークがいいでしょう。一番難易度はセンターに近いです。

理系は基本的にはセンターだけでしか使わないと思いますが、センターで失敗しないためにも、現代文には必ず手を抜かないようにしましょう。
医学部を受ける人はなおさらです。